2009/11/16

すみれちゃんのあついなつ

すみれちゃんのあついなつ (わたしはすみれシリーズ)
すみれちゃんのあついなつ (わたしはすみれシリーズ)

わたしはすみれシリーズ2巻目。
すみれちゃんは2年生になった。
すみれちゃんは、暑くても頑張って学校に行っているし、家ではかりんちゃんの面倒を見ているし立派なおねえちゃん。
学校では七夕集会やプールなど楽しいことがたくさんある。

すみれちゃんは、本の中でみつけたすばらしいことばを、おばあちゃんにもらったすみれ色のノートに書きはじめた。
『こたえがでないことなどたくさんある。なぜならそれは、世界がなぞにみちているからだ。』
すみれちゃんは『こどく』『ひげきてき』ということばも書いた。
すみれちゃんは、作家になりたいのだ。

すみれちゃんは家出をした。なぜかというと・・・

読んでいて、ウチの学校の2年生の女の子が何人か思い浮かんだ。
いろいろ学んで賢くなって、お口も達者になって、そのくせやっぱり低学年の幼い子の一面をを残して、本当に面白い年代。
挿絵が黒井健さんというのは驚き。
絵本の作風と違って、意外だった。
面白い本だった。

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2009/11/15

にんじんケーキ

にんじんケーキ (児童図書館・絵本の部屋)
にんじんケーキ (児童図書館・絵本の部屋)

にんじんケーキの改訂版が出たので小学校で購入。
だが、読んでもどの訳文が変わったのかわからない・・・
落ち着いた色彩の絵柄は変わらず。

以前、村中さんの講演会で、この絵本が夫婦の読み合いの例で取り上げられ、読み直した。
そしてまた今回、新たに読み直して、確かに熟年夫婦にぴったりの絵本だと思ったcoldsweats01

読書療法から読みあいへ―「場」としての絵本
読書療法から読みあいへ―「場」としての絵本

この本もずいぶん勉強になった。

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とりとわたし

とりとわたし
とりとわたし

色合いも書名も派手な本が多い中、この絵本の地味なこと。
この絵本の表紙だって、とてもきれいなのだけど、子どもの目にはとまりにくいのだ。

でも、この絵本、素敵だ。
何の絵の具なのかよくわからないが、はっきりした色彩で、遠目がよく効く。
読み聞かせに向く。
お話は
朝目覚めていろいろな鳥の声を聞き、想像を膨らませる女の子。
いろいろな種類の鳥が出てくる。
自分は鳥になれないけれど、うれしい時、鳥のように歌うことができると言う。

淡々としたお話なのに、希望に満ちている。
これが文学だと思う。
(最近、「愛」などそのままの言葉を盛り込んだ絵本が目立ちすぎる)

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2009/11/14

学校図書館のつどい

第14回学校図書館のつどい

よい会だった。

鎌田先生のメディアリテラシーの講演はユーモアを交えて楽しかった。
以前読んだ小学生の情報リテラシー のエピソードのいくつかも直接語られると、より具体性が増した。
子ども達の話題は和む。
鎌田先生には、学校図書館を使うのが当たり前の先生をたくさん養成していただきたい。

午後の対談もよかった。
高桑さんが”語り”から入ったのがよかった。
リラックスできた。
対談では広瀬さんの懐の深さを感じた。

そして、たくさんの課題をつきつけられたというか、これからの課題がはっきりしたというか・・・
私も小学校の司書としては稀な正規職員だが、うちの市もあと10数年で正規職員の全てがいなくなる。
その後どうするのか?
その後のことをどう考えているか?
正規の後は臨時で埋められるとは思う。
その人たちを育てること。
今は司書教諭の肩代わりをしている部分もあるけれど、司書教諭にももうちょっと頑張ってもらうこと、頑張る気のある若い先生を探すこと。
一般の先生に学校図書館を使った授業をもっとしてもらえるよう、図書館を整え働きかけていくこと・・・
他にも 
日常に追われてあたふたしているけれど、もっと本腰入れて取り組まねばいけない。
12月に公開されるというデータベースも楽しみだ。

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面白い写真集2冊

中学で展示した写真集の中で特に面白いと思った2冊

誰も行かない日本一の風景 (サライムック)
誰も行かない日本一の風景 (サライムック)

1992年刊なので、震災前旧山古志村の美しくのどかな棚田の写真が目を引いた。
なんか心にぐっときた。
写真dけでなくその場所の地図と名産品・特産品の紹介も掲載されている。
他に、氷点下41,5度北海道美深町のダイヤモンドダストが美しい。
鳥取県三徳山「投入堂」の空中建築も、いつだかテレビで見たあれか・・・と目を奪われ。
この写真集は、それぞれの見出しも興味を引く。
例えば
『凪のあとの紋様』ときて写真を見れば北海道厚岸町の昆布の浜。
昆布が海岸にわーっと敷き詰められている。
『畦道の真っ赤な秋』ときて滋賀県大津の彼岸花の風景写真。
(凡人は真っ赤な秋=紅葉だけどね)
美しい風景+珍風景で面白かった。

追憶の蒸気機関車―写真集
追憶の蒸気機関車―写真集

こちらは真っ当な(?)蒸気機関車の写真集。
日本各地の風景に溶け込んだ機関車。
うちの小学校にもほしいと思った。
蒸気機関車の絵を描くときのイメージ写真に。
ただ、もうちょっと大判サイズなら申し分なかったのだけど。
ちょっと小ぶり。

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2009/11/13

展示”日本の美しい風景を旅してみよう”

Ten たいそうなテーマを決めても、本を並べただけ。
中学校の日。
ハロウィーンから何に変えるか迷い、まだクリスマスには早すぎ
そうだ、天皇在位20年で何か・・・flair
と考え、
だけど現代史の本や日本の神話を並べても、ぶっちゃけ現在の中学生たちとかけ離れた話題だし(せめて祭日にでもなればまた話は違ったかも)
それでタイトルのテーマで、日本のお城や世界遺産登録の地等の写真やイラストが載っている本を並べた。
どちらかというと、インフルエンザ騒動とお勉強に疲れた生徒達に気分転換をしてもらいたい、
友達としゃべりながら、ぱらぱらめくって楽しんでもらいたいという意図のほうが強い。
書架をめぐって本を集めていたら、結構面白い本を見つけました。

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ストーブのふゆやすみ

ストーブのふゆやすみ (とっておきのどうわ)
ストーブのふゆやすみ (とっておきのどうわ)

れいぞうこのなつやすみと同じシリーズ。
ストーブが家族のスキー旅行に一緒に行く話。
村上さんの本はどれも面白い。
この本も裏切らない。
が、ランドセル、れいぞうこ、と読んでくるとちょっと飽きた。

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2009/11/12

パラレルワールド

パラレルワールド (文研じゅべにーる)
パラレルワールド (文研じゅべにーる)

里菜は6年2組のはっきりした性格の女の子。
ある日、映画館の路地で、6年1組の乱暴者、犬丸迅にしめあげられている同じクラスの草太を見かけたのに、見てみぬ振りをしてしまった。そんな自分に腹が立っていた。
草太は、小柄でど近眼、いつもおどおどして図書館でSF小説を読んでいるオタクだった。
そのことが気になっていた夜、草太そっくりの男の子が里菜の家を訪ねてきた。
彼は、この宇宙と似ている別の宇宙から来た斗真だと言った。
斗真は自分の世界にウィルスがばら撒かれる危機を救おうとしていた。
里菜は望んでもいないパラレルワールドの冒険に巻き込まれていく。

威勢のいい里菜。
毒ガスを吸わされても、大気汚染で免疫があるせいか、全然平気というところも面白い。
なぜ上手くもとの世界に戻れなかったのか、その謎が解けるところもわざとらしくない。
よくできたSFサスペンス冒険小説だった。

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2009/11/11

とうとうきたか・・・

某メーリングリストで先程流れてきた情報。

文科省の「子どもの読書活動推進事業」廃止案が政府の事業仕分けで出されたそうだbearing
自治体によっては小中学校図書館にもかなり影響が出ることが予想される。
ウチも他人事でない・・・

今日は他にもビックリマークが4つも5つもつきそうな、嫌だけど知ってよかったようなメールが来て、なんだか気分が重たい。

雨降りだったから、図書館は煩いほどの賑わいで目が回りそうな忙しさだった。
委員会活動の時間もあり、読書祭りの反省をしたが、パネルシアター等の行事が中止になったことや、今日現在もインフルで休んでいる子がおり、せっかく準備したのに、可哀想だった。

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258本をうんだバット

258本をうんだバット (記録への挑戦)
258本をうんだバット (記録への挑戦)

『258本』とは、イチロー選手が2004年に大リーグで打ち立てた記録。
そのバットを作っているのが久保田さん。
久保田さんは、バット作りの名人と呼ばれ、数々の名選手のバットを手がけてきた。
イチロー、松井、落合、若松、篠塚(私は銚子商業時代からのファンでしたcoldsweats01)・・・・
その久保田さんと後を引き継ぐ名和さんのエピソードから物語は始まる。
グラブやスパイク作りの職人にもスポットライトをあてている。
そして、ミズノの創業者。
いかにミズノが日本の野球界の貢献してきたか(高校野球を含め)がわかる。
グラブやボール、バットの製作工程も写真で紹介。

読み終わってみれば スポーツメーカー ミズノの歴史物語だった
が、ミズノの宣伝というより子ども達に、野球選手だけでなく、道具を作る仕事にも興味を持ってもらいたいと思っているということがわかった。
バットの不適格材をキーホルダー等にして販売し、売り上げの一部を子ども達による植樹活動資金にあてる『木の循環プロジェクト』も面白いと思った。
字も大きく、写真もあるので、野球少年たちに勧めよう。

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2009/11/10

恐竜がくれた夏休み

恐竜がくれた夏休み
恐竜がくれた夏休み

はやみねさんの初期作品『バイバイスクール』、『オタカラウォーズ』とあわせて夏休み3部作だと、あとがきに記されていた。

この本は・・・
発想は面白い。
現代に蘇った恐竜。
それも、時空石(ときいし)に乗って、絶滅寸前の時代からやってきた。
テレパシーを使って、人間と交信するほのぼの系の恐竜。
恐竜を無事に返そうと奮闘する6年生4人組(男子2女子2)
女子2人は仲良しだったが、男子2人は同じクラスというだけで何のつながりもなかった。
夏休み、ヒマをもてあまして出かけた学校のプールから話は始まる。
語り手は、女子の一人美亜(みあ)。
縄文時代から生きているらしいおばあさんも個性的(?)

そう、発想は面白いのだ。
子どもに人気のはやみねさんだから、ストーリー展開も上手。
きっと高学年なら飽きずに読みきるだろう。
恐竜から現代へ送るメッセージというのもわかる。
だけど、登場人物たちがあまりにもいい人過ぎて、葛藤がなくて(失恋はあるけど)、いまひとつ物足りなかった。

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2009/11/09

賑やかがいい

1年生の学年閉鎖が終わり、やっと全学級揃った。
1週間ぶりの1年生たち、本を返却に来て
「久しぶりぃhappy01
生真面目な子は、
「1週間学校に来なかったので、遅れてすみません」
と謝っている。
その気持ちを忘れないでねbleah
まだインフルエンザでお休みしている子もいるけれど、とりあえず賑やかさが戻ってきた。
やっぱり、こうでなくちゃね。

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サーティーナイン・クルーズ①

サーティーナイン・クルーズ 1 骨の迷宮
サーティーナイン・クルーズ 1 骨の迷宮

子どものリクエストで購入。
既に3巻まで出ているらしい。
主人公は14歳の女の子と11歳の男の子の姉弟。
引っ込み思案で人前に出ると少しどもってしまう姉のエイミー。
元気いっぱい、そそっかしい弟のダン。
両親は既に亡くなっているが、大金持ちの家系(ケイヒル一族)で大おばさんが後見人となって暮らしている。しかし、生活はつましい。
おばあさんは、お屋敷に住んでいて、週に一度招いてくれていた。
なぜおばあさんが後見人になってくれないのか不思議だった。
そのおばあさんが亡くなるところから物語が始まる。
お葬式の後、莫大な遺産がどうなるか大勢の親戚が注目する中、告げられたのは、
「100万ドルの財産分与に甘んじるか、遺産を放棄して史上最大の冒険に挑戦するか。」
「挑戦を受けて立つ者には39個の手がかりのうち、一つが与えられる。最後に勝つ者は、地球上で最も強大で影響力のある人間になれる。」
と言う。
エイミーとダンは迷った末、挑戦する。
親族同士で醜い財産争いを世界をまたにかけて行う。
この1巻では、アメリカ合衆国の政治家であり作家であり科学者であるベンジャミン・フランクリンも一族だったという設定で、パリまで謎解きに出かける。
姉弟は子どもなので、世話係の女子大生と一緒に旅へ。

かなりハード。
偶然が重なりすぎてストーリー展開が安直じゃないか、と思う反面、なんだかストーリーが頭にすんなり入ってこなくて、何度も読み直した部分もあった。
著者は元歴史の先生だから、よく調べ上げている。
パズルやアナグラムなどを盛り込み、謎解きが楽しめる。
登場人物も個性的。
ゲーム世代には楽しいだろう。
私は・・・ついていくのがたいへん。

10巻まで続くらしい。

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2009/11/08

今の空

今の空
夏のような雲がむくむくわいてきた。
と思ったら
あっというまに、消えてなくなった。
さすが秋の空。

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2009/11/07

自由へのトンネル観た

1989年11月9日ベルリンの壁が崩壊してから20周年を迎える。
WOWOWで記念企画として放映された。
1961年突然作られた壁。
大切な人と突然分かれ分かれになった人々。
紆余曲折を経て、トンネルを掘って成功させた実話を基にした映画。
きっと上手くいくに違いないと思いつつも、胃がきりきりするくらい、スリルがあった。
日本だって戦後同じ目にあいかねなかったのだ。
そして日本の近隣諸国では未だ分断されている。
昔話では済まない。

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いろんな人がいる

昨日は
小学校で来年度入学予定児童の健診があり、中学出張をパスして健診のお手伝い。
受付と歯科検診の2役。
インフルで欠席者が結構おり、やってきた子ども達もほとんどがマスクをしていた。
もうこれから先はマスクが必需品となるだろう。
さて、
割と学校慣れしているお子様が多いと思ったら、やはり長男長女が少なく、初めこそ緊張してもそのうちリラックスムード。
いいような悪いような・・・

夕方から、校長先生の教育功労賞をお祝いして宴会。
なかなか面白かったcoldsweats01(と、この汗はいろいろな意味を含み)

帰りに乗ったタクシーの運転手さんが話好きで、中年以上の方のようだったが、一人でぶらりと海外に行くのが趣味だと言っていた。
ラオスやカンボジアにもボラで行ったと。
NPOなどと関わるのはイヤなので、それも一匹狼らしい。
「へぇー・・・実はウチの娘もラオスに行く話があるんですよ」
とちょこっと話したところで家についた。
世の中いろいろな人がいる。

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ものがたりチロヌップのきつね

ものがたり チロヌップのきつね
ものがたり チロヌップのきつね

フォア文庫版を改めた本。
表紙が可愛い。
中に少し掲載されている挿絵は絵本版と同じ。
チロヌップの子さくら・チロヌップのきつね・チロヌップのにじ の3作品。
『チロヌップのきつね』は絵本のほうがいいが、3つ続けて読めるこの本もいい。
チロヌップとはアイヌ語できつねのこと。
著者は太平洋戦争のさなか、昭和19年の終わりに千島のウルップ島に行き、その体験を基にしてこのお話を考えたそうだ。
人間と動物の関わりについて考えさせられる。

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2009/11/06

「教育・学問・文化」につくした日本人

「教育・学問・文化」につくした日本人 (めざせ!21世紀の国際人―この人たちから学ぼう!国際社会の“現在”と“未来”)
「教育・学問・文化」につくした日本人 (めざせ!21世紀の国際人―この人たちから学ぼう!国際社会の“現在”と“未来”)

2002年刊のこの本に、既に安井清子さんが載っていた。
申し訳ないが、先日の講演会資料を見て、気づいた。
ここに書かれていることが、先日の講演の概要になっていた。
もちろん、実際に聞いたお話の方がもっと面白かったが、この本もよい。

この巻では他に
カンボジアに学校を作った小山内美江子さん
手塚治虫さん、中田新一さん、平山郁夫さん、吉村作治さん、シャプラニール、井上アメリアさん、安東ウメ子さんが取り上げられている。

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