図書館戦争にハマッた生徒
中学校の日。
新刊を出してから、わずかばかり入れた山田悠介と宗田理の『ぼくらシリーズ』などが動いている。
そして一番話題になっているのは、図書館戦争シリーズ。
図書主任の先生がイッキに別冊Ⅰまで入れてくれた。
何人かの生徒が続きを読みたがって、貸し出し中の巻について、まだ戻らないか、いつ戻るかと話しかけてきた。
中でも一人の男子(1年)のハマり具合は相当なもので
『図書館の自由に関する宣言』を暗記している。
その話で盛り上がれるのは、同級生ではムリ、司書だけ
と判断したらしく、放課後もやってきて、図書隊について話す。
『図書館戦争』貸し出し中だったため、彼は別冊Ⅰを読んでから、図書館内乱を読んだという。
「郁はカッコイイ。堂上さんは背が低いけど・・・」
とまるで近所の人の噂話をするように。
ウチの小学校出身で、確かに本好きではあったが、こんなに凝り性な子だったかな?
と不思議に思う。
図書委員でもある彼は、
「図書館は利用者の秘密を守るんですよね」
と、委員としての自覚も芽生えたようである。
面白い。
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