カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2009/12/21

世界を信じるためのメソッド

世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)
世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)

中学校の本。
だが、この本は小学校でも役立ちそう。
メディアは「媒体」「手段」
つきつめればメディアは「人」
メディアの中の特にテレビや新聞を例に取りながら、その矛盾について説き、それを鵜呑みにすることなく、リテラシーを身につけて上手く使おうと言っている。
視聴率に翻弄される様など、リアル。
サリン事件やルワンダの虐殺事件も例に出して。

公正中立・・・相対する意見を並べる・・・多面的に物事を見ると・・・
学校図書館としても考えさせられるところがたくさんあった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/18

ザ・ギバー記憶を伝える者

ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)
ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)

鎌田先生おススメの『ザ・ギバー』
まだ読んでいなかった。
中学で書架整理していたらたまたま見つけたので読んでみた。

確かに面白かった。
1993年度ニューベリー賞受賞作だし、メッセージ性もあるので当時は話題になっただろう。
(知らなかったということが恥ずかしい)
冒頭は淡々と平凡な日常が描かれているが、読み進むうちに何かおかしいと気づく。
がっちり管理されこの上もないユートピア。
無知の恐ろしさ。
これは未来都市の話ではない。
その人にとっての『常識』というふうに考えれば。

ただ、想像力の足りない私には、ラストにいささか不満あり。
どーなったの?!
はっきりしてくれ。
『バッテリー』にも似た消化不良。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/16

ガールズ・イン・ラブ

ガールズ・イン・ラブ
ガールズ・イン・ラブ

イギリスの9年生の話。
13歳と14歳。
女の子3人組の友情。恋あり、家族の関係あり。
上手くいくことばかりじゃんくて、結構リアル。
文章量少なめで厚さのわりにすぐ読み終わってしまう。
ユーモラスな表現もあり、電車の中で読んでいたら、笑い出しそうになってこらえるのに苦労したhappy01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/10

あさ/朝

あさ/朝
あさ/朝

写真と詩のコラボ。
すがすがしい
神々しい
幻想的
気持ちが落ち着く
両面表紙で、詩集と詩の絵本
朝日ももちろん載っている。
前任校でも買っておけばよかった。
(図工で使えたな)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/06

タイヨウのうた

タイヨウのうた (エンジェルワークス文庫)
タイヨウのうた (エンジェルワークス文庫)

高学年女子に人気があるので、ずっと気になっていた。
映画ノベライズ版。
太陽の光に当たれない病気の16歳の少女の純愛ストーリー
私は残念ながら楽しんで読めなかったshock
映画なら劇的な展開であっても、それを文章にすると安直に感じてしまう。
私の年齢のせいか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/04

世界がぼくを笑っても

世界がぼくを笑っても
世界がぼくを笑っても

北村ハルト 中2.
決して不良というわけではないが、人生斜めから見ているような子。

ケータイの学校裏サイトで、すごい先生がやってくるというのを見て、興味を持ってのぞんだ始業式。
自分のクラス担任になったのは、ウワサとは正反対のマッチ棒のような、なんとも頼りなさげな先生だった。
しかし、どこか憎めないキャラでクラスの生徒の心をつかんでいく。

父子家庭で家事は父親の友達(ニューハーフ)がこなしてくれているちょっと風変わりな家庭に育っているハルト。
友達もいらない一匹オオカミだったが、クラスの畑作りなどの作業を通してだんだん変わっていく。
そして、あることをきっかけに物心つかないうちに別れた母親に会うことに・・・

ケータイの裏サイト、いじめ、学級崩壊、保健室登校、離婚など、現代の学校が抱える問題も織り交ぜながら、登場人物たちの明るいキャラが上手く乗り越えていく。
軽い読み物だけど、後半は、ハルトの健気さになんだか涙が止まらなかった。

笹生さんの小説は、好きだな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/03

図書館の神様

図書館の神様
図書館の神様

今頃になって読んだ。
中学の本。
きっとこの本が出た時は学校司書の中で話題になっただろうと思う。
(私は記憶にないが・・恥・・・)
どこがって、文芸部の活動として思いつきのように排架を変えてしまったところ。
たった一人の文芸部員垣内君(彼は魅力がある、面白い子だ)に、
十進分類はわかりにくいから、教科別排架に変えましょう
と言われて、主人公の清(キヨ)先生が快諾。
二人でさっさと変えてしまい、皆に喜ばれる・・・
高校なのに、司書いないの?図書委員は?
教科別排架は、私が若い頃に、小学校でも一時話題になったことがもあったけど、算数や図工、体育ははっきり分けられても、分けきれない本もあり、いつの間にか消えていった。
それがここに載っていてびっくり。
ただ、図書館関係者でなければスルーする部分かもしれない。

ストーリーそのものは面白い。
高校時代にキャプテンを務めたバレー部の部員がもしかしたら自分の一言で自殺してしまったかもしれないという心の傷を抱えた清。
それ以後バレーは辞めたけど、高校の講師となり、部活顧問はやはりバレーを希望した。
が、望みもしない文芸部に。
そして、たった一人の部員との一年が綴られる。
国語教師なのに、文学に興味がなかった清がかわっていく。
不倫も描かれているが、全然汚くない。
青春小説。

読みやすかったし、そこそこ面白かったから★4つでもいいかと思ったけど、排架にひっかかったので★3つ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/29

虚無のオペラ

虚無のオペラ

表紙画像がないのが残念なようなホッとしたような・・・coldsweats01
女性の裸体の後姿。
読んでいくと、日本画家のモデルを長くしている主人公が、自宅の玄関に、描いてもらった後姿の裸婦像を飾っているという場面が出てくるので、この表紙のイメージがそれか。
が、この表紙を大っぴらに見せて読みふけるのはこの歳になってもちょっと恥ずかしい。
カバーをかけて読んだわ。
文庫版は表紙が変わっているから、やはりこの表紙は話題性と共に、疑問の声も上がったのではないだろうか。
まあ、憶測でしかない。

これ、中学校の本。
一昨日、書架の空いたところに表紙を見せて、置かれていたshock
おそらく生徒は誰も借りないが、性教育の本とともに、生徒達の間では知る人ぞ知る本なのだろう。
前任中学校では『痴人の愛』がよく書架のあちこちをお散歩していた。
『痴人の愛』は題名からお散歩対象になったけれど、こちらの本の場合は、背表紙だけ見せて並んでいたらそういう内容を想像できない。
たまたま読んでみてビックリの本か。
私もこんなふうに表紙を見せてアピールしてもらわなければ気づかなかった。

内容は、上にも書いたように、裸婦のモデルをしている主人公の不倫物語。
ただし、老いと人生を見つめるという大きなテーマがあるから、官能的というだけではない。
『大人の小説』としてはそれなりに面白く読んだけど・・・・
だけど、なぜこれが中学校に?!
受入日は、出版直後なので、当時話題になった小説なのだろうか。
よく確かめずに間違って買ってしまったのか?
当時の図書主任の趣味か?
これを中学校の書架に置いておくのもどうなのかしら?
今度行ったら現図書主任に相談。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/25

このライトノベルがすごい!2010

このライトノベルがすごい! 2010
このライトノベルがすごい! 2010

ラノベをほとんど知らない私にとっての教科書。
今年もこの情報収集能力に脱帽。
ぺらぺらめくって見ただけで、昨年より以上にイラストがマニアックになっている気がする。
もうとてもじゃないけどついていけないbearing
『文学少女』はシリーズは終わったのにまだ頑張っているけど、『ハルヒ』は消えてしまった。
今年から行っている中学で文学少女好きの子がいて、その子に勧められて読んだ『黄昏色の詠使い』が上位に入っていた。
そんなに面白いと思えなかった私。
『とらドラ』もまだ上位。『シャナ』もまだO.K。
来年はどうかな?
そこへいくと『キノの旅』はラノベの古典的名作と言えるかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/17

スカイ・クロラ

スカイ・クロラ
スカイ・クロラ

私が毎週出張している中学で流行っている。
映画だかアニメだかになったらしい。
先日、このシリーズのうち2冊書架に戻っていて、生徒に
「どっちが先ですか?」
と訊かれて答えられなかったbearing
二人で本の奥付を確認して、彼女は先に読むべきほうを借りていった。
これではいけないと思い、シリーズの1巻目らしき、スカイ・クロラを読んだ。
感想は・・・
Amazonのレビューでもかなり評判良いようだが
この本のどこが面白いのかさっぱりわからなかった。
そんな話を同業者さんにしたら、やはり、同じ感想でちょっと安心したワタシ。
安心していいのかどうかわからないけど
山田悠介なら、どうして生徒が読みたがるのかわかる。
私には面白くなくても、生徒には面白いだろうということがわかる。
でも、こちらの本は、クラーくて
永遠に死なない子どもが戦闘機のパイロット?
死にたがる?
とってもクールな話の流れ

表紙はおしゃれで綺麗だ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧